title

ある日の夜、
森に行ったはずのあの子がお城へ戻ってきた。


どうして?
どうしてあなたがここにいるの?


あの子の隣にはワタシのお友達。
どうやらお友達があの子に手を貸して森の魔女を倒してしまったらしい。


世界から魔女が消えた。
お城のみんなも町のみんなも大喜び。


宴は三日三晩続き、あの子は英雄になった。
みんなあの子に夢中。


ワタシは目を閉じ、耳を塞ぎ、部屋に閉じ籠った。


ワタシのほうが利口なのに。
ワタシのほうが素直なのに。
ワタシのほうが可憐なのに。
ワタシのほうが…っ、