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ある日の夜、
パパが夢の世界の王様になった。


お城には毎日のように町人達がやってきて、
王様の前で願いを乞う。


「 王様お願いです 」
「 どうか私達の願いを叶えてください 」


町人達は泣きながら床に額を押し当て頭を下げる。
王様は微笑みながら1人1人の願いに耳を傾ける。


ワタシのパパ。
ワタシに、町のみんなに、世界に愛された王様。


“ ワタシももっと愛されたい ”


鏡の前で長い髪をとかし薄い唇に赤い紅をさす。
幼い少女の顔も化粧をすれば立派な女の顔。


さぁ、プリンセス。
今日はどんなドレスを着て出掛けましょう?